CWC資格検定

CWCウオッチコーディネーター実技実習はどの様な内容なのか?

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CWCウオッチコーディネーターは筆記試験をパスした後は、実技実習を受けてはじめて会員登録という流れになります。
筆記試験の合格通知が郵送で届いた際に「実技実習」の日時が記載されています。

ヒコ・みづのジュエリーカレッジでの講習内容とは?

おそらく、関東近郊に住んでいる場合は、渋谷(神南)のヒコ・みづのジュエリーカレッジで実技講習を受けることになります。

渋谷からはタワーレコードを過ぎて、ニトリ、渋谷消防署を目標に、ハローワークの裏手が学校になります。だいたい8分ほど、原宿の方が近いのかもしれません・・・。

 

実習内容は豊富でためになる内容ばかりです!

講習時間は10:00~17:00までで、途中4回ほど休憩を挟みながら、充実した内容です。

はじめに、機械式時計、クオーツ式時計の構造と仕組みをおあさらいした後に、クオーツ式時計の測定を実習で行います。

具体的にはWitschi Watch Expert(New Tech Handy)を使い、歩度、片振り、振り角、振動数等のチェックを実習します。またマイクロフォンも使います。

 

次に、クオーツの電池交換を各自行います。電池交換自体は、裏蓋を外し、電池のJIS記号を確認して入れ替えるだけですので、それほど難しくありません。

写真は実際の実習で使ったクオーツ式時計です ↓↓

 

次に、防水試験とブレスの駒詰めを行います。
ブレスの調整に関しては、爪は緩い(またはきつい)ブレスを曲げれば調整が可能ができるため、復習にもなります。勿論、個人の時計でもこれを覚えておくといざ便利です。

「駒詰め」は機会に置いて作業を行いますが、実習では作業がしやすいブレスなため、ほとんどの方が無理なくで出来ていたと思います。

 

午後は、磁気による腕時計への影響を学び、実際に磁気抜きを行います。
脱磁器は、コイル型脱磁器、サーミスタ型脱磁器等を使い、一度磁気を帯びている腕時計を脱磁器にかけて磁気抜きをします。

その後は、腕時計の時計の「動く仕組み」をおさらいし、構造を学ぶため機械式腕時計を分解していきます。
その途中で、時計油の種類とオーバーホールの重要性も学びます。

下の写真は、実際に各部品をバラバラにしたものです。
分解後は、再度組み立てをします。

機械式腕時計の分解&組み立てが終わった後は、カレンダー機構の構造を学び、精度調整を行います。

 

CWCウオッチコーディネーター実技実習はためになるのか?

朝から6時間の実技講習ですが、もちろん一日で全てを学ぶことは出来ません・・・。

しかし、限られた時間の中で幅広く学べるメリットはあります。

元々、腕時計の修理等に携わっている方、技能検定試験2級以上の方々は実技実習を免除されていますので、多くの参加者は全てを知っている方は少ないです・・・。
仮に知識があったとしても、受講するだけでも復習にもあるため、とても良い実技実習だと思います。

時間もあっという間に過ぎてしまった感じで、また機会があれば受けたい内容でした。

今後は、CWC会員登録の郵送物が届くと思うのですが、【費用は登録料5,000円、そして5年分の会費(3,000円×5)の計20,000円】、登録が完了出来次第、また記事をアップしますので、よろしくお願いいたします。

 

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